未だに請求書を封筒に入れて郵送しています。
しかも郵便局から。
本来は切手を買ってポストに投函すればいいけど、切手買う場所と郵便局の距離がほとんど同じなので、なんとなく郵便局の窓口から手配しています。
とある木曜日の月末のことです。
いつも通り窓口で「普通郵便でお願いします」と伝えると
「配達日数の繰り下げの影響で届くのは来週になりますがよろしいですか」
と言われました。
昨年からよく言われるセリフでして、「局員さんも大変だな~」くらいにしか思っていなかったのですが、ちょっと調べてみたのでまとめます。
昨今の郵便配達事情
2021年10月郵便法の改正がありました。
今回私がうけた説明は、その改正に伴う影響で
- 到着日数が改正前より遅くなる
- 土曜日の配達がないので木曜日の投函だと来週到着になる
という2点です。
つまり、従来であれば木曜日に投函しても、金曜日か土曜日には到着していたのですが、現在は木曜日の投函だと到着日数の繰り下げにより金曜日には到着せず、さらに土曜日の配達もないので月曜日以降になるというわけです。
速達を使えば翌日に到着するでしょうが、締切は翌日ってわけではないので、そのまま普通郵便にしました。
ちなみにこの改正時、速達を利用しやすくするために速達料金の引き下げも行われていますが、速達は速達…高くつきます。
改正の背景とは?
郵便法改正の背景は、時代を考えれば想像できますよね。
郵便物が減少していることはあきらかです。
郵便物が減っているのに今まで通り配達してたら割に合いませんもんね。
さらに「働き方改革」です。
郵便局の方々の働き方も見直されたということでしょう。
これは必要なことです。
より安定したサービス提供を目指しての改正であることはわかりました。
実際にこの改正により何十億と言う経費の削減が見込める試算らしく、定着すればこれが当たり前になることは目に見えてるので、きっとよい変化なのでしょう。
近くへの郵便でも翌日に届かないことは残念な気もしますが、
日本は今までサービス精神旺盛すぎた面もありますからね。
新しい制度の方がむしろ普通なのかもしれません。
働き方改革と教育
ところで、配達日数の繰り下げの背景でもある”働き改革”…私自身も恩恵を受けています。
有給以外の休みも増えました。
でも気になることがあります。
働き方改革と日本経済の盛り上がりって果たして両立するのでしょうか。
両立するためには、
短時間で従来と同じ成果を上げるべく、ひとりひとりに高い能力が必要です。
ってことは、そんな人材を作り上げる教育が求められる。
ところが、日本は国が教育にお金をかけないことで有名です。
それでは能力を最大限につけないまま大人になったあげく、
能力以上の生産性を求められることになり
破滅する…
なんて大袈裟ですが、極端に言えばこんな感じです。
今後はプログラミングや投資の授業もあるということですが、
ぜひ教育にかける家庭の負担を減らすことで
より多くの頭脳を羽ばたかせられる世の中になることを切に願います。
おわりに
郵便法改正からなぜか教育に想いを馳せました(笑)
今回は以上です。