開設して1年弱のTwitterアカウントを削除しました。
この気持ちを忘れたら振り返ることができるよう、 1年弱で感じたことを綴ってきます。 備忘録的に…。
Contents
なぜTwitterアカウントを作ったか
はっきりとは覚えていませんが、
- Googleで検索してもらえる期待ができない今、SNSから集客しよう
- ブログ単体では運営が難しい今、ブログ×SNSで集客しよう
多分このような解説をみて、そういうものなのかとTwitterアカウントを使ったのだと思います。
そもそも私がブログを始めた理由は、
- どうせ無理だと思っていたことをやって、どれだけできないものか知ってみようじゃないか
- ブログを活かせたら事業の節税対策になるんじゃないか
とふっと思いついたからなんですね。
実際ブログは思った通り収益化など難しく、片手間でできるものじゃありませんでした。
私のこれまでのブログ収益は約4,000円です。
たまたまTVで流れた情報とブログ記事がマッチしたとき少しだけ収益が出たのでありがたかったです。
「私がブログに慣れたら、自営業の夫にも事業の一環としてブログ開設してもらって情報発信するってどうだろう…黒字にならなくても節税対策になるんじゃないかな?」なんて案も、まず夫には2,000文字以上の文章を書くスキルがないようでボツになりそうです(笑)
自営業はひとつ屋号があればいろいろな事業にどんどんチャレンジできていいですよね。センスある方はブログも事業のひとつとしておすすめですよ。
話はそれましたが、「ブログをやる=SNSもやる」が現代のセオリーらしく、Twitterを始めたわけですね。
それだけのこと。
ですが、開設したTwitterの世界は私にとっては良くも悪くも刺激的だったようです。
私がみたTwitterの世界
インフルエンサーたち
インフルエンサーという言葉は知っていましたが、Twitterやって初めてその威力を目の当たりに。
彼らのいわゆる〈煽り(あおり)〉は不思議なほど人の心を動かして背中を押すんですよね。
私が今回削除したアカウントはブログの情報を得るためのアカウントだったので、フォローしたのは主にブロガー。
するとたくさんの有名ブロガー(インフルエンサー含む)の他に、よくわからんライティングスキルの凄い人、よくわからんSEO対策の専門家なる人、よくわからんネットビジネスの人とかがうじゃうじゃTwitterにいることを知ることになります。
これはTwitterの仕様上、誰でも同じようになるでしょう。
稚拙な表現を許してください…インフルエンサーって「儲かってるんですね」そんな印象です。
みなさん自分の権威性とやらをアピールすることで集客しますから、収益(過去の収益だけの場合も)を公開したりしています。
それに加え、毎日のように有益な情報とやらをツイート。
有益も溢れかえると私にとっては「害」…害になるのは私の弱さ故ですが。
気付かないうちに人生の目標を高く高~く設定するようになってしまっていた気がします。
私は影響力も不要で有名にもなりたくないのに、一体何を目指しているのかさえ見失ってしまいました。
インフルエンサーにコメントする人たち
インフルエンサーと繋がりを持った人もまた、影響力を持つことができます。
「あのインフルエンサーが推す人なら、応援している人なら、興味あるからフォローしとこう」
ってなるので、フォロワーが増える。で…
「なんかこの人フォロワー多いからちょっと有名なのかな?」
って感じでまたフォロワーが増える。
こんな感じです。簡単に言えば。
フォロワー増えて何になるのさ…って話ですよね。
私も未だにわかりませんが、要は
- ビジネスにつながりやすい
- 広告主から注目されやすい
- 自分のブログに集客しやすい
- 影響力が出て何をやっても成功しやすい
という感じかと思います。
このような現象を狙っていることもあってか、返事もらえないのにインフルエンサーにコメントする人、単純に有益な情報ありがとうとコメントする人など、インフルエンサーには常に人が集っている感じ。
必死なんです。
その必死さがTwitter全体にあって、目に見えない”思惑”や”焦り”が黒いオーラとなってTwitter上で感じる瞬間が多々ありました。
必死なことを馬鹿にしているわけではありません。
ファンだからコメントする…っていうのも全然おかしな話ではありません。
ただその必死な気持ちや焦り、気持ちがないのにあたかも気持ちがあるようにコメントするような様(さま)に、私の心が荒み、引きずられてしまうこともありました。
人間不信みたいな感じでしょうか??
小さな炎上をリアルタイムでみた
「私がここまでこれたのは〇〇さんのおかげです」と時々インフルエンサーの名前を使いつつ、Twitterでフォロワーも増やし、ブログでの収益可に成功したお若いブロガーさんがとあることで炎上したのをリアルタイムでみました。
コメントで非難されるだけでは事足りず、拡散されて…。
非難や拡散って、当事者同士で行うならわかるんですが、どうして無関係の人が?
参考にしていたのにショックとか、色々お気持ちは察しますが…
事情聴取か裁判か!?
わかっていはいたものの、これが現代社会で起こっている異常現象「炎上」なんですよね。
全部ひっくるめて
私にとっては気持ちが悪い世界だったということです。
というか、精神が未熟なのでダメだったのかもしれません。
引用ツイートで気付かされたこと
ある時に自分のツイートに反省することが起きました。
私、オーディオブックが苦手なんですね。今のとこ。
知識のインプットよりも、「癒し・集中・頭の整理」を求めて読書しているのですが、オーディオブックだとそれが難しくて…。
あと静寂の中でする読書が好きなんですよね。
そんな自分の想いもあって
- オーディオブックの良さがわからないこと
- オーディオブックはアフィリエイトしやすいからおすすめする人が多いだけ
という趣旨をまとめたツイートをしてしまいました。
そしら
「食わず嫌いしないで欲しい。アフィリエイトが何かしらないがオーディオブックに癒されている。」
という内容の引用ツイートがありました。
食わず嫌いではないのですが、確かに人によってはオーディオブックに癒されているだけでなく、視力が低下している方などはむしろオーディオブックで読書がしやすくなっているのではないか?って無知ながらにやっと気づいたんですね。
それなのに結構オーディオブックを否定してしまった自分の未熟さにあらためて気づいた出来事でした。
と同時に私にはこの手の批判ツイートはむいていないことも気づいちゃいましたね。。。
視野が狭いので。
Twitterをやることで何を得られたのか
結局、ブログ用のアカウントを削除しました。
削除するまでにたくさんの学びがあったことは事実です。
- 世の中にはいろいろ稼ぎ方があり
- 1度成功すれば何をやってもだいたいうまくいく可能性が上がる
- 人をだましたり盗む人も多い
こんな感じのことを目の当たりにした気がします。
それと同時に
「自分をしっかり持っていないとTwitterは難しい」
と学びました。
Twitterは噂通り刺激的な情報がじゃんじゃん流れてきます。
「もういい年だし流されない、ただ静観することができる」
そんな風に思いながら使っていましたが、相当左右されてきましたね(笑)
最初はためになるとおもっていた情報も、溢れかえると未熟な私には有害。
心が荒んでいくのを感じました。
最終的にはいくつか批判的なツイートもしてしまい、それで気づきました。
自分を過信していたということです。
アカウント削除して1秒で感じた明るい気持ちは忘れないようにしたいと思っています。
ここまで私のブログアカウントを削除したお話だったのでちょっとマイナスがイメージが先行していますが、
Twitterには素敵な方もたくさんいます。
89歳でTwitterをしていらっしゃる大崎さんは、私にとって良い意味での刺激でした。
散歩や太極拳など日常ツイートの他に、戦時中の赤紙(召集令状)を添付したツイートなども。
赤紙のツイートはその色味がなんとも言えない苦しさや悲しさをリアルに感じさせてくれる衝撃的なものでした。
まとめ 今思い出す言葉
- 溢れる情報の取捨選択ができて
- どんな状況でも静観できて
- 自分軸をぶらさず活用できる
こんな方ならTwitterはとっても優れたツールなんでしょう。
実際私はブログ用アカウントを削除しましたが、勉強用アカウントは継続しています。
勉強は今や私の日常となりつつあり、とりたい資格も決まっているので、情報の取捨選択もできるジャンルだからです。
それに好きなブロガーのブログは見ますし、ブログ専用ではないアカウントでジャンルがあっていればブログ記事の通知をすることもあるでしょう。
それは私にとって癒しであり、学びだからです。
最後に今思いだす相田みつをさんの言葉
「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」
をお送りします。
今回は以上です!