2022年のエンタメで話題をさらいそうなのは
映画SLAM DUNK(スラムダンク)
ではないでしょうか?
名作の映画化は嬉しい反面、怖い…
時代だいぶ変わったんで。。。
と、いうわけで
今回はスラムダンクの映画に伴って起こりうる問題をまとめてみます。
SLAM DUNK(スラムダンク)を解説
今さらですがスラムダンクをさくっと解説。
スラムダンクとは
【原作】 井上雄彦
【連載期間】 1990年~1996年(週間少年ジャンプ)
【TVアニメ】 1993年10月~1996年3月(テレビ朝日系列・全101話
【巻数】 全31巻(他、完全版・新装再編成版あり)
【舞台】神奈川県(湘南)
伝説の漫画ですね。
主要なキャラクター(を主観的視点で紹介する)
登場人物をみていきましょう。
個人的主観でまとめてるので怒らないでください。
ちなみに31巻しかないのに登場人物は多いのでここで全部まとめるのは無理。
今回は湘北スタメン+メガネ君+女子2名+監督だけです。
桜木花道(サクラギ ハナミチ)
- 身長:189.2cm
- 体重:88㎏
- ポジション:パワーフォワード
- 高校1年生
主人公。赤い髪の毛が特徴のお調子者。50人の女子に振られ続け、勉強もできない、可愛いタイプの不良。身体能力の高さから憧れの晴子に誘われるまま大嫌いなバスケ部に入部。ゴールにボールを叩きつける派手なシュート「スラムダンク」がやりたかったのに、練習は地味な基礎ばかり。不貞腐れながらも、本人も気づかないうちにバスケットマンとしての素質が開花していく。特に類稀なジャンプ力で「リバウンダ―」として注目されている。あだ名をつけることが得意。
赤木剛憲(アカギ タケノリ)
- あだ名:ゴリ
- 身長:197cm
- 体重:93㎏
- ポジション:センター
- 高校3年生
湘北バスケ部のキャプテン。無名の湘北を技・パワー、何より人間力でインターハイ出場にまで押し上げた男。得意なプレーは「ハエたたき」。お調子者の花道にムカつきながらも、彼の素質は認めている。実は頭脳明晰、文武両道。異常に唇がタラコ…だが結構登場人物タラコ唇は多め。
流川楓(ルカワ カエデ)
- あだ名:キツネ
- 身長:187cm
- 体重:75㎏
- ポジション:スモールフォワード
- 高校1年生
湘北の1年生エースでモテ男。花道とは無意味な喧嘩を無言ですることがあるが、基本相手にしていない。口癖は「どあほう」だが基本寡黙。だが内に尋常ではない闘争心を秘めていることは山王戦・沢北との闘いから明白。寝ながら自転車を運転することができる。
三井寿(ミツイ ヒサシ)
- あだ名:みっちー、みっちゃん
- 身長:184cm
- 体重:70㎏
- ポジション:シューティングガード
- 高校3年生
武石中の天才シューター・元MVP。恩人の安西先生が顧問をしている湘北に入学しバスケ部員となるも、ケガにより戦線離脱。その後バスケ部と距離を置き、不良になる。桜木とは違いこっちは悪い方の不良。仲間を引き連れて古巣であるバスケ部に乗り込み大乱闘となるも、かつて同じ時を過ごした赤木や小暮、安西先生との対面で名言「バスケがしたいです」で散髪&バスケ部復帰を果たす。体力のなさを実感し、無駄な時間を過ごしてきた自分を悔いるも、3ポイントシューターとしての仕事をきっちりこなし、湘北にとってなくてはならない存在となる。『世界が終わるまでは…』は三井の曲と言っても過言ではない。(カラオケで歌うと三井スペシャル映像流れるかも)
筆者もそうであるように、流川・藤間(湘陽)と並び女性人気が高いキャラ。ただし男性ファンもまた多いという特徴がある。筆者は三井が好きすぎて、ことあるごとに背番号の「14」という数字を三井から拝借してる。
宮城リョータ(ミヤギ リョータ)
- あだ名:リョーちん
- 身長:168cm
- 体重:59㎏
- ポジション:ポイントガード
- 高校2年生
電光石火のポイントカード。湘北の奇襲攻撃には必須の存在。彩子にデレデレ。花道とかなり気が合い、更に花道の扱いも熟慮している。特に好きなシーンは敵を惑わすために花道に「1031」と無意味な合図を送る(敵は何かの合図か?とザワつく…花道は”天才”の意とひらめき調子にのる)シーン。意外と策士で言うことがカッコいい。三井の乱闘事件での台詞「一番過去にこだわっているのはアンタだろ」も的確。
三井の乱闘事件後、何かと一緒に行動しているシーンがある。例えば部活に2人で登場するシーンとか。お互い仲間として信頼している感じが筆者的に萌えポイントである。そして時を超えて令和の時代にリョータの髪型が流行っている様子…?
小暮公延(コグレ キミノブ)
- あだ名:めがね君
- 身長:178cm
- 体重:62㎏
- ポジション:スモールフォワード
- 高校2年生
湘北の副キャプテンでベンチ要因。赤木を支えてきたと言ってもいい存在。三井の乱闘事件の際には三井に殴られた小暮の眼鏡が取れて、実はイケメンであることが発覚する。一般的に「彼氏としてはアレだけど、夫にしたい男性NO1」とか言われそうなタイプ。
赤木晴子(アカギ ハルコ)
- あだ名:晴子さん
- 将来的にマネージャー
- 高校1年生
キャプテン赤木剛憲の妹。花道をバスケットの道に導いた女性。流川に片思いしてるのに花道のことも気に掛けるっている小悪魔な設定なのに、とってもいい子だから全然うざくない。花道とバッシュ買いに行ったりさ、デートじゃん?だいぶ思わせぶりです。
彩子(アヤコ)
- あだ名:アヤちゃん、アヤコさん
- マネージャー
- 高校2年生
湘北高校バスケ部のマネージャー。姉御肌とはこの人。キャップとハリセンがトレードマーク。スタイルがめちゃくちゃ良くて、部活中はムチムチの太もも丈のスパッツをはいている。なぜか花道をフルネームで呼ぶ。リョータに好意を持たれいる。そしてその事に気づいている(はず)。中学時代から流川の先輩。特技は書道。
安西光義(アンザイ ミツヨシ)
- あだ名:おやじ、ホワイトヘアードブッタ、白髪鬼
- 湘北高校バスケ部監督
温厚な性格。いつも湯呑を持っている。大学バスケの監督時代は「白髪鬼」と呼ばれていた過去がある。たまに「白髪鬼」の片鱗がみえることあり。県予選の最終試合直前で倒れる。
ラストについて(ネタばれあり)
スラムダンクのラストは王者「山王」との試合です。
画力だけで登場人物の躍動感を数ページにわたり表現するシーン。
漫画史に残る伝説。
「ドクン ドクン」って、自分の心臓の音、聞こえてくる感じ?
からの流川と花道のハイタッチを見開きで描くっていう。
そりゃ電子書籍にはできませんよ。。。
もう一つラストの特徴として
朝ドラのナレ死ならぬ…
ナレ負け
※ナレ死…キャラクターの死亡をナレーターの解説のみで描く手法。NHK朝の連続小説で多用されている。
それでも決して消化不良を感じなかった。
ラストに至るまでに描かれたキャラクターの感情、試合中の苦しみ、たくさんのシーンを読んでいれば、どう負けたのか好きに想像できるから
「負けたんだな…わかったよ…ありがと」
って読者が納得できるんですよね。
だから消化不良にはならないと、個人的に解釈してます。
そう思えるほどラストに至るまでめちゃくちゃ濃厚なんです。
奇跡を繰り返してきた本来粗削りなチームの、嘘みたいなぼろ負けを想像できる…
だから「ナレ負け」がベストだったわけで、それ以上もそれ以下もないと思ってます。
「森重」という1年生お化けキャラの伏線が未回収、切れ長「土屋」のプレーを見せて欲しい…と言った異論認めます(笑)
個人的に森重は高校3年生でぶつかるキャラとして、そして王者にはなれない花道の未来を読者に想像させるために登場させたと捉えてます。
それに考察の余地を残しましたよね…どこが優勝したのかっていう考察。だから伝説なんだろうな。ワイワイ考えるの楽しいもんな~。
2022年秋の映画公開前に起こりうる問題点をまとめておく
約30年の時を超えて今秋ついに映画公開と言われているスラムダンク。
通常なら花道もアラフィフですが、そこは二次元…まだ高校生ってことで。
でも現実世界は約30年も経てばたくさんのことが変わっているんですよね。
そこで起こりうる問題点を勝手に心の準備のためにまとめておきます。
正直最初はギャグだったんですが、そうもいかない問題とかも出てきて…線引き難しいんです。
ゴリ、映像美に耐えられるか問題
30年前と今とで、アニメの映像美って大きく変わりましたよね。
スラムダンクの世界観が、今のアニメ映像とマッチするのか、ちょっと不安です。
特にゴリや河田兄(山王)みたいな、ただゴツイだけのキャラ…
彼らはキレイな映像を想定して描かれていないので、
現代のキレイな映像に耐えられる気がしない。
気持ち悪くならなければいいけど…
ちなみにうちの娘、ゴリみて気持ち悪いってさ(笑)
娘よ…ゴリは男の中の男。ゴリなくしてスラムダンク成立せず!!
※三井や流川、神なんかは、令和の映像美に映えるイケメンとしてスクリーンに登場してくれるって期待しております。(藤間は出るのかな…)
彩子さん、ハリセン使えないんじゃないか問題
体罰です、体罰。
ハリセンで殴るのは今の時代では体罰ー!!!
例えばそれがアニメであっても、
相手が自分のことを好きでも、
お互いに信頼関係があっても、
30年後の今はそれ体罰なんだ…アニメの世界なのにそうやって炎上して、雰囲気変えなきゃならないんだ…だってドラえもんですらそうだもん…ジャイアンなんかのび太を殴らなくなったし、クレヨンしんちゃんではみさえがグリグリ攻撃やらなくなっちゃったんだからな…
あっ、ゴリも殴ってるわ(笑)
試合中に大根のツマ…食べ物粗末にできない問題
映画には出ないでしょうが、振り返って観た人により炎上しそうな伝説シーン。
試合中にコートで大根のツマを作る魚住純。
ぶっちゃけ、当時から意味不明の爆笑シーンでした。笑
でもこれ当時は爆笑シーンなんですよ…
今ならどうだろ(笑)
とりあえず炎上防ぐためには
とかどうですか?
画面の下にテロップ表示するのがいいんじゃないですかね~
食べたら許してもらえるって┐(´д`)┌
アニメ作るのも大変だよね…
流川、マウンテンバイク乗りながらイヤホン問題
流川と言えばイヤホンして音楽聞きながらマウンテンバイクですよね。
試合と昼寝のシーン以外の、流川で思い浮かべる有名な光景です。
しかし、
自転車運転中にイヤホンで音楽聞くことを条例で禁止している地域が多い現在。
アニメとは言え、マネする人がいないほど破天荒な描写じゃなく、誰でもマネできてしまい、かつ事故につながる描写はおそらく描けないだろうなと想像できます。
私もこう見えて2児の母…現実社会での自転車イヤホンは反対ですが、発表済の30年前のアニメを修正した方がいいとは思いません。
それでも、これから初公開となる映画については
いわば社会問題でちょっと難しい描写なのかなと思います。
そこで気を取り直して調べてみたところ、
ネックスピーカー
なるものがあるようです。
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なんでも耳を抑えないから周りの音が聞こえるのだとか。
ん~正直
運転に集中してほしい親心的には反対。
と思っていたらなんと
新装再編版の2巻…流川、耳になんも付けてない!?
そうだよね、イヤホンなくても流川は流川だ…心配はいらなかった。
その他…
他にもね
- 自転車ごと電車にのる花道
- バスの窓から体ほとんど出す花道
- そもそも学校の体育館で乱闘して流血しているのに活動続けるバスケ部
- ジェンダー的に微妙なあだ名
- 流川の当て逃げ
- バスケのルール変更
寝坊して自転車シャカシャカ漕いで、自転車ごと電車に乗るシーンは超好きだったな(笑)
映画公開前にスラムダンクをみておこう
スラムダンクはAmazonプライム会員(月額税込500円)なら、Amazonプライム・ビデオで視聴可能です。
2022年3月現在、見放題。更にはじめてのAmazonプライム・ビデオであれば30日間無料です。無料期間にイッキ見するって方法もありますね。
本売っちゃったけど読みたい…てアナタにはこちら↓
おわりに
色褪せることのない名作中の名作スラムダンク。
時代の流れに負けず、私たちにアツい想いを蘇られてくれるに違いないでしょう。
2022年秋、公開予定です。
やっぱりさ、
楽しみっ!!!
映画『SLAM DUNK』 (slamdunk-movie.jp)
映画観終わりました。これから観る人にお伝えすることはたったひとつ…
呼吸忘れないようにね。
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